10 Apr 【心を体を癒すアロマとツボの処方箋】春のこころにお守り ~アロマ香水作り~
PiNK 2020 Spring issue
(Japanese text only)
心を体を癒すアロマとツボの処方箋
春は「張る」季節とも言われ、心や筋肉が緊張して張りやすくなります。気持ちの浮き沈みも少し大きくなりやすい季節です。
そんな時に、助けになるのが、香り。鼻から入った香り成分は脳を刺激して、心と体をリラックスさせたり、元気にさせてくれる働きがあります。深呼吸をしてゆっくり心と体の緊張をほぐしていきましょう。季節に関わらず新しい環境に身を置かれると緊張で心も体もピンっと張りやすくなります。手術や新しい治療が始まる時などに持ち歩ける、あなただけのお守りアロマ香水を作ってみませんか?
アロマ香水の作り方
準備するもの
・お好きな精油 ( アロマ ) 20 滴
・無水エタノール 10ml
・香水瓶
作り方
1) 無水エタノールを香水瓶に入れて、お好きな精油を入れます。愛情かけて優しく振りましょう!
2) 2週間ほど寝かせて完成! 1日1回軽く振ってあげましょう!
【アロマ香水作り】アロマブレンドのツボ
1つの香りでも良いですが、いくつかブレンドする事で、香りの変化を楽しめます。
① 香りの広がり方を感じる
香りの広がり方を3つに分ける事が出来ます。
トップノート :
香水を付けた時に、最初に広がる香りで20~30分ほど持続する香り。
ミドルノート :
中心的な香りになり、持続時間が4時間程度。
ベースノート :
半日くらい香るといわれ余韻を愉しめる香り。
この3つをバランスよくブレンドして あなただけのブレンドを作ってみましょう!
おすすめのバランス
トップ 4:ミドル 4:ベース 2
ツボ② それぞれの香りを感じる
トップノート :
柑橘系や爽やかなハーブ系の香り
(例)オレンジ・グレープフルーツ・スペアミントなど
ミドルノート :
お花の香りなど、ブレンドの中心になる香り
(例)イランイラン・セラニウム・ラベンダー・マジョラムなど
ベースノート :
オリエンタル系や樹木の深い香り
(例)フランキンセンス・ベンゾインなど
まずは、それぞれのノートから1つずつ選んで作ってみましょう。出来上がったら、ぜひオリジナルの名前もつけてみて下さいね!
精油を安全に使うために
・精油を直接肌に塗ったり、飲んだりしないで下さい
・肌につける前にパッチテストをしましょう
・光毒性のある精油を皮膚につけて直射日光に当たると、しみの原因になります(柑橘系)
・精油は高温多湿な場所は避け、冷暗所で保管しましょう
・重い病気や慢性的な病気、妊娠中の方は医師に相談の上使用して下さい
・精油使用のトラブルには、一切責任を負いかねますのでご了承下さい
服部奈菜
アーユルヴェーダ&漢方アロマセラピスト
体質に合わせた施術や美容健康法を提案するサロンをプロデュース。乳がん経験を持ち、ピンクリボンイベントでアロマ講座も行う。乳がんの早期発見の大切さを楽しく伝えるインターネット番組「ピンクリボンアートフェス準備中(祭)」のパーソナリティとしても活動中。
アロマセラピーサロンTULA自由が丘
https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000413809/
講座・記事の監修などのお問い合わせ先
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