ピンクボール2015報告

Pink Ball Collage 2

早春の恒例となったPink Ballが、今年も恵比寿のウェスティンホテル東京で開催されました。Pink Ballは、乳がんの診断、治療のさらなる向上に賛同するサポーターが集まり、活動のための資金を募るチャリティーガラパーティーです。今年で12回目を迎え、ラン・フォー・ザ・キュア・ファンデーション(RFTC)を代表する活動の1つになっています。

今年のテーマは、『The Fruits of Life』。今この瞬間も、日本には乳がんと懸命に向き合っている女性がたくさんいます。中には、この突然の宣告を受け入れられず、不安な日々を送っている人もいるでしょう。一つ言えるのは、がんになってもそこで人生をあきらめる必要はありません。自分なりにがんと向き合った経験は、心を強くし、強さの先にやさしさが生まれ、さらには生きる意味に気付かされるなど、さまざまな収穫をもたらしてくれます。私たちは、乳がんを患いながらも、その経験を糧に自分らしく生きるサバイバーを多く知っています。すべてのサバイバーに、実りあるライフストーリーを描いてほしい……。今年のPink Ballのテーマには、そんな思いを込めました。

また、「PiNK」誌の発行や、検診の大切さと自己検診の方法を広める「レモンプロジェクト」、サバイバーやその家族にQOL向上に役立つビューティーメニューの提供を行う「PiNK Beauty Party」など、RFTCのアウトリーチ活動もつぼみから花へ、そして確かな実を結びつつあります。

Dance Pink Ballのスタートは18時半、今夜のドレスコードはブラックタイです。女性はPink Ballにちなんでピンク色のドレスでの参加が目立ち、会場の雰囲気は実に華やか。パートナースポンサーのテスラ車が展示されたホワイエにも続々とゲストが集まり、カクテルアワーと同時にサイレントオークションがスタートしました。オークションには今年も多くの企業にご協力いただき、宿泊付きの往復航空券やレストランのお食事券、高級ジュエリー、鎌倉彫教室のレッスンなど、バラエティーに富んだ景品が用意されました。また、S.T. Dupontのご協力による、ゲストに同社のペンでサバイバーに宛てたメッセージをお書きいただく「Dear Survivor」のコーナーも注目の的。集まったメッセージの中からサバイバーが3通のベストメッセージを選び、メッセンジャーにはS.T. Dupontより同社のペンが贈られました。がん患者にとっては、心に寄り添うその一言が絶望を希望に変え、生きる力を与えてくれることがあります。今年もたくさんのメッセージをお寄せいただき、心より感謝いたします。

ゲストが揃った頃、お待ちかねのディナーの始まりです。今年のゲストシェフは、世界中の料理に精通したケビン・ポール・コンネル。これまでに北太平洋地区シェフ・オブ・アメリカ・アワードを受賞、その後プエルトリコに渡りサンフアンとサルマス・デル・マー・リゾートでエルメスのシェフとして腕を振るい、日本では東京アメリカンクラブのシェフとして活躍した実力派。この日は、現在の活動拠点であるハワイから駆けつけていただきました。

テーブルは、豊かなライフストーリーの幕開けを予感させる鮮やかなフラワーアレンジメントで演出。前方のステージでは、プロ和太鼓集団、転輪太鼓のメンバーによる勇壮な演奏が始まりゲストを迎えます。躍動する肉体から繰り広げられるエネルギッシュなパフォーマンは迫力満点、演奏が終わると一斉に拍手が送られました。そして、ヴィッキー・パラダイス・グリーンによる乾杯の合図と共にディナータイムへ。春野菜を使った前菜から始まり、魚料理、パスタ、肉料理、デザートと続き、ゲストは和やかなひとときを楽しんだようです。

ここでMCのマイクにトScreen Shot 2015-08-06 at 5.51.22 PMラブルが発生!? そこへ女性スタッフが代わりのマイクを持ってきたと思ったら……。実はこの女性、今夜のPink Ballを盛り上げてくれるパフォーマンス集団、GIVE 6の一員。他のメンバーも続々と登場し、客席を回りながらミュージカルパフォーマンスを披露してくれました。ゲストと一緒にダンスをする場面もあり、会場は一気にヒートアップ!こんなサプライズも、Pink Ballの楽しみのひとつです。

プログラムはまだまだ続きます。22時に始まった抽選会では、当団体のパートナースポンサーであるDIAVANTEのCEO、紺野圭子さんにくじを引いていただき、当選者にはホテルの朝食付き宿泊券やレストランのお食事券など5点の賞品が贈られました。続いて行われたライブオークションは昨年同様、エリオ・オルサーラとサラジーン・ロシートをオークショネアとして招き、計7点の賞品のオークションを実施。会場は大いに盛り上がり、あちらこちらから歓声が沸き起こっていました。そして、DJ SilverFoxのパフォーマンスで会場の熱気は最高潮に達し、午前0時、Pink Ballは幕を閉じました。

今年もRFTCの活動に賛同していただいている多くのパートナースポンサーのご協力とご理解のもと、盛大にPink Ballを実施することができました。終始笑顔でサポートしてくれたボランティアメンバーもお疲れさまでした。そして、ありがとうございます。日本において乳がんが命を脅かす疾患ではなくなることをミッションとし、RFTCは今後もさまざまな活動を続けていきます。同じ志を持つみなさんと、来年もこのPink Ballでお会いできることを楽しみにしています。スタッフ一同、感謝を込めて。

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