PiNK Beauty Party Vol.9 Beauty Menu – Aromatherapy

第1部 ビューティーメニュー「アロマテラピー」

アロマでバスフィズ作り

■バスフィズ・・・主に重曹やクエン酸を材料とした、発泡性の入浴剤の一種。
水に浸すと、重曹とクエン酸が化学反応を起こし、気体の二酸化炭素が泡として生じる。

■バスボム・・・・主に重曹やクエン酸を材料とした、発泡性の入浴剤の一種。
主に球形ですが、今回はいろいろな形で作るのでバスフィズを作成します。

バスフィズをお湯に入れると、はじける泡とともに心地よい香りがバスルームいっぱいに漂います。入浴は身体を温め、血液の循環を良くして冷え性の予防にもなります。また、リラックス作用や血液循環促進作用のある精油を利用すると、さらに良い効果が期待できます。一日の疲れをバスタイムで楽しくすごしましょう。お風呂の温度は、ぬるめのお湯がリラックスできます。

用意するもの

＊重曹・・・30ml
温泉に含まれる成分で、美肌効果があります。肌の表面をやわらかくし、皮膚の汚れや角質除去します。殺菌作用・炎症を抑える作用もあるので ニキビ肌にもおすすめです。血行をよくするので、冷え性に効果があります。
＊掃除用でないものをアロマショップやスーパーの食品売り場で購入してください。

＊クエン酸・・・10ｇ
肌のひきしめ効果、角質除去し新陳代謝を促進します。アルカリ性に傾いた肌を弱酸性に戻し、雑菌を抑え抗炎症作用の効果があります。アロマショップやドラッグストアで購入できます。

＊精油・・・10滴
ラベンダー / アングスティフォリア / イランイラン / オレンジスイート / マジョラム / プチグレン / ジュニパー

＊弱酸性バスオイル・・・３〜５ml　
肌にやさしいミネラルオイルが肌の乾燥を防ぎます。精油と基材が良く混ざるように使用します。
＊天然の色素　　色付け用として使います。

＊型
＊はかり
＊メスシリンダー
＊ビーカー2個
＊ウッディーマドラー
＊プラスチックスプーン
＊バスフィズを型どるシリコン型など

作り方

1. 容器は消毒し、手洗いを行っておきます。
2. 重曹30ｇ、クエン酸10ｇを量って大きいビーカーに入れ、ウッディーマドラーでよく混ぜます。
3. 小さいビーカーに弱酸性バスオイル10ｍｌと精油10滴を入れ、ウッディーマドラーでよく混ぜます。
4.  ②に③を加え、全体がまんべんなく混ざるよう、ウッディーマドラーでしっかりと混ぜます。
5. よく混ざったらシリコン型に入れ、空洞ができないようにスプーンの背を使ってしっかりと押し込みます。
6.  そのまま室内で水分を飛ばして乾燥させます。

注意点

・アロマクラフトを作る前には手を洗い、容器などはあらかじめ消毒用アルコールで消毒し乾燥させておきましょう。
・重曹は掃除用でないものをアロマショップやスーパーの食品売り場で購入してください。
・循環タイプのお風呂での使用は避けてください。
・お風呂で使用する精油は肌刺激の少ないものを選ぶことがポイントです。精油成分がお肌にダイレクトに触れるのを避けるために入浴剤などで精油を溶解します。
・柑橘系の精油はピリピリとした皮膚刺激を感じることがあります。

PiNK Beauty Party 当初は患者として参加させていただきました。その時、爪をオシャレにしていただいて気分が高まり、またお化粧の方法を教えていただいてQOLがアップしました。この時の気持ちを多くの乳がんを体験した方々にも経験していただきたいと思い、現在はアロマテラピーを通じてお手伝いさせていただいています。アロマテラピーはダイレクトに脳に反応し、心地よいと感じ免疫アップします。このようなイベントはとても重要だと考えています。