【Hana-meレポ】キャセイパシフィック航空①

【Hana-meレポ】キャセイパシフィック航空①

TEXT & PHOTO: Juna Takano

2023年11月21日(火)キャセイパシフィック航空日本支社東京オフィスにおいて、社員向けに乳がんセミナー「Hana-me」を開催しました。テーマは「乳がん基礎編」で、座学のプレゼンテーション、ブレストモデルを用いたセルフチェック体験のワークショップ、質疑応答を含む1時間のセッションを通して、乳がんの基礎知識、乳がん検診、セルフチェックについて学びました。

今回のセミナーでは11名の対面参加、22名のオンライン参加があり、合計33名の社員が参加しました。オンラインでは、日本各地のキャセイパシフィック航空のオフィスから社員が参加しました。

プレゼンテーションでは、多くの方が積極的に意見を発言したりクイズに参加し、開放的な雰囲気だったのが印象的でした。特に罹患者数を飛行機の機体数で例えたときには、大きな共感を得ることができました。

シリコン製のブレストモデルでしこりを探すワークショップでは、初めはどれがしこりかわからず、「全部がしこりに思えてきた…」「グリグリするの痛そう!」と参加者からの不安の声も上がりましたが、講師の指導のもと、正しいセルフチェックの方法を学んで実践し、「見つけた!」と達成感の声を聞くことができました。

写真) セルフチェックのワークショップで、ブレストモデルを使ってしこり探し。

質疑応答でも積極的に質問が飛び交いました。その中でも、良性のしこりと悪性のしこりの違いについての良い質問が上がりました。

良性と悪性のしこりは、感触が若干異なります。悪性のしこりは、種やビー玉のように硬く、良性のしこりは、固めに茹でたタピオカのような若干の柔らかさがあります。しかし、例外もあるので、セルフチェックで何か見つけたら、すぐに乳腺科を受診することを強調しました。

また、セルフチェックに慣れていないときはなかなか感触が掴みづらく感じることがありますが、心配はせず、定期的に行うことを強調しました。セルフチェックを定期的に行うことでまずは自分の胸の感触を知り、何か異変があったときにすぐ見つけられるようになります。

今回のセミナーを通じて、乳がん検診やセルフチェックの重要性をより身近に感じてもらえたら嬉しく思います。

キャセイパシフィック航空日本支社では、来月も応用編のセミナーを開催いたします。次回は「がん診断時の心とからだ」「がんと心のケア」というテーマで、私たちが必ず人生で経験する瞬間に備えた知識を学びます。社員の皆様のご参加をお待ちしております。

キャセイパシフィック航空日本支社の皆様、ありがとうございました!

Hana-meセミナー&ワークショップについて

ご依頼は下記から受け付けております。所要時間やテーマについてはご要望に応じて柔軟に対応いたします。お気軽にご連絡ください!
https://rftcjapan.org/outreach/hana-me/



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