10 7月 アロマで手作り デオドラントスプレー&シート
心を体を癒すアロマとツボの処方箋
夏は東洋医学的には「火」の季節。暑さによる体調不良が出やすくなる季節です。
また、インドの伝承医学アーユルヴェーダでは、「火」は目や頭に溜まりやすいと言われています。
ホルモン治療中に起こりやすいホットフラッシュやのぼせは、頭や顔が熱くなりやすいですよね。
今回は、そんな時に助けになる自分で作れるアロマ入りデオドラントスプレー&スプレーをご紹介します!
PiNK 2019 Summer pp.18-19
デオドラントスプレー&シートの作り方
準備するもの
お好きな精油合計6滴(ラベンダー、ティートリーなど)
無水エタノール 3ml
精製水 27ml
スプレー容器
ジッパー式の袋
作り方
1. スプレー容器に無水エタノール3mlを入れ、精油6滴を加えます。
2. [1]に精製水を加え。よく混ぜ合わせます。
3. スプレーの出来上がり。冷蔵庫で保存。(1ヶ月が目安)
※お出かけ前に、コットンにスプレーをしてジッパー式の袋に入れて持ち歩きましょう。
おすすめの精油
ラベンダー
殺菌効果やクールダウン効果があると言われています。お肌にも優しいです。
ティートリー
殺菌効果が高いので汗により増殖する金を抑え、独特な臭いを抑えます。
ペパーミント
清涼感のある香りで、殺菌効果も高い。やや皮脂刺激がありますので少量で使用してください。
注意:サイプレスは制汗作用がありますが、エストロゲンに作用する成分を含むので、ホルモン治療中の方はお控えください。
こんな使い方も!
お風呂上りやホットフラッシュ時には、頭皮の「百会」というツボ(頭のてっぺん)に、冷やしたデオドラントシートを置き、上から手で押しましょう。その後、頭皮を指ではじくようにしてマッサージしましょう!
頭にこもった熱がすっと引きます。
精油を安全に使うために
・精油を直接肌に塗ったり、飲んだりしないでください。
・肌につける前にパッチテストをしましょう。
・光毒性のある精油を皮膚(柑橘系)についけて直射日光に当たると、シミの原因になります。
・精油は高温多湿な場所を避け、冷暗所で保管しましょう。
注意:重い病気や慢性的な病気、妊娠中の方は石に相談のうえ使用して下さい。
精油使用のトラブルには、一切責任を負いかねますので、ご了承ください。
服部奈菜
アユールヴェーダ&漢方アロマセラピスト
体質に合わせた施述や美容健康法を提案するサロンをプロデュース。乳がん経験を持ち、ピンクリボンイベントでアロマ講座も行う。
乳がんの早期発見の大切さを楽しく伝えるネット番組「ピンクリボンアートフェス準備中(祭)」のMCとしても活動中。