生きる覚悟ができました。

2012年秋号 サバイバーストーリー by 北林あい

そして、私を乳がんから救ってくれたのは、優秀な医師と最新の医療、そして「人」でした。たくさんの友人から、「一緒にがんばろう」「絶対に大丈夫」と励まされ、医師が決して言ってくれない「絶対」という言葉が、そこに確かな根拠がないとしても、私を強くするには十分な効果がありました。孤独にならず、周りにたくさん、たくさん頼って下さい。ただ、自分の代役はいない、治療を受けるのはあくまでも自分自身。そうやってどこかで腹を決めることは、気持ちで負けないための秘訣かもしれません。そういえば、私の周りにいる男性たちの反応はさまざまでした。変わらずに接してくれる人もいれば、かける言葉がわからない人、知らないふりをする人も。女性特有の病気だから戸惑うのは当然だけれど、もしパートナーが病気になったら、あたたかい言葉で硬くなった心を溶かしてあげてほしいです。気の利いた言葉より、いつもの感じで。

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